横河電機様にて、社内セミナーを開催いたしました!
U’eyes Designリサーチャー中西です。
3月6日と3月19日の2日間を頂戴し、「ヒューマンファクターズに基づくデザイン」と題しまして、横河電機株式会社さまにてセミナーを実施させていただきました。
新型コロナウイルスの影響で、こちらの講師含め全員マスクをつけて行うことに。写真が何だか物々しい雰囲気…。
2日間の講座内容は、
・UXデザインに関わる基礎知識と背景となるヒューマンファクターズの講義とミニワーク
・UXデザインの実践につながる知識の整理と、それを活用したワークショップ
の二本立てで行いました。
計20名の方にご参加いただき、うち15名の方はデザイナー、残りの5名の方もデザインに関心のある他部署の方ということもあり、とても深い内容まで興味を持っていただけている様子。質疑応答ではこちらもたじたじするシーンも…。
我々としても、社外の方とヒューマンファクターズやUXデザインについて語り合う、とても勉強になる2日間となりました。
また参加者の方々の関係性もとても良いことがうかがえ、講師へのツッコミや参加者同士でのやり取りなども、フラットかつ活発で、和気あいあいと進めさせていただくことが出来ました。両日ともグループでのワークを入れさせていただきましたが、どのグループもとても真剣に、楽しそうに取り組んでいただけ、ありがたい限りです。
セミナー後、参加者の方々から、こんな声をいただきました。
・人間の認知能力とそのメカニズムについて、具体的に学ぶことができた。「どうしてそうなるの?」と疑問に思っていたことが、人間の特性によるもので、自分自身の行動に照らし合わせても納得できた。
・ワークフローを要求する際に、デザインが考えていたことと、クライアントから出されたことにギャップがある理由が分かった。
・最終的なソリューションを提案するまでのプロセスと、各フェーズでヒューマンファクターズをどのように考慮する必要があるかを知ることが出来た。
・業務を行うチーム(開発・運用)で共通言語ができたことが良かった。
・魅力的なUXは何か?改めて考え直した。
ヒューマンファクターズを考慮した調査やデザインを体感していただいたと共に、グループでワークをされる中で、個々人の考え方や手法を共有していただくような場としても機能したようです。嬉しいお言葉…!
一方で、普段リサーチやデザインを実践されている皆様ゆえに、こちらのお伝えしている内容で分かりづらいところや、まだ足りていないところに関しても、ご指摘いただき、弊社の提供しているセミナーの内容を再考するためのヒントをいただくこともできました。
これからも、様々な組織・チームのみなさまと、良い学び&良いコミュニケーションの場をつくっていけたら、と改めて感じました。
もう3月末。来年度も、どうぞよろしくお願いいたします!