サマーインターンシップ2025を開催しました!その2
皆さん、こんにちは。U’eyes Design新入社員の田中です。
前回の記事に引き続き、9月に開催した、サマーインターンシップの様子をお届けします。
前回は第1部の「創作漢字ワーク」の様子をお伝えしましたが、本記事では、第2部「UXデザインワーク」の様子をお伝えします。
前回の記事はこちら↓
サマーインターンシップ2025を開催しました!その1|ブログ|生活者視点のデザインコンサルティングパートナーU’eyesDesign
第2部 UXデザイン
第2部のUXデザインワークでは、より弊社U’eyes Designの業務に近しいテーマの中で、ユーザー理解から制作の流れを体験します。
今年のテーマは「ごはん、何作ろう?のUXをデザインしよう!」で、学生の皆さんには、「ユーザーがもっと使いたくなるような、献立サービスの改善案」を提案してもらいました。

インタビューと行動観察で、ユーザーを理解する
まずは、2-3人のグループで、インタビューと観察ワークを行います。第2部では、弊社の社員が、ユーザー役として参加しました。
インタビューで、日々の献立の考え方や、食に対する価値観、困りごとなどを質問し、観察ワークでは、実際にユーザーが献立サービスを使う様子を観察してもらいました。


インタビューワークでは、時間いっぱいまで質問をひねりだしながら、ユーザーが困っていそうなポイントを探っている姿が印象的でした。
また、観察ワーク中の写真を見返すと、どの学生さんも真剣なまなざしで操作の様子を観察してくれていたことが分かり、ユーザー理解に対して一生懸命取り組んでもらえて、とても嬉しく思いました。
ユーザーの課題を分析し、改善案を考える
続いて、献立サービスの改善案を考えてもらいます。
とは言っても、いきなり改善案を考えるのではなく、インタビュー・観察で得た情報をもとに、「ユーザーは本当はどうしたいのか」「どうして、そうできないのか」という課題状況から考える、というユーザー目線のUXデザインを体験してもらいました。
ユーザー視点のアイデア発想に馴染みのない学生さんもいたかと思いますが、ワーク後の感想では、
「表面的なアイデアにとどまらず、本当に求められている解決策や、ユーザーのありたい姿を探る姿勢の大切さを実感しました。」
「これから制作をする際にも作り始める前のリサーチをしっかりすることでより、対象の求める姿に近づけることを学ぶことが出来ました。」
と、ユーザー目線でアイデアを考える大切さを感じてもらえて、良かったです。
限られた時間の中でも、しっかり発表の準備を進めつつ、弊社社員からのアドバイスにも真剣に耳を傾けている様子が見られ、学生の皆さんがとても頼もしく感じられました。
サービスの改善案を発表する
そして最終日に、学生の皆さんとユーザー役社員の前で、献立サービスの改善案を発表してもらいました。


改善案としては、「画面のレイアウトを変えよう」、「情報の表示の仕方を変えよう」という具体性が高いアイデアから、「こんなコンセプトの機能があった方がいい」というサービスレベルのアイデアまで、学生さんごとに、さまざまな方向性のアイデアを発表してもらいました。
学生の皆さんの、アイデアの表現方法や、発表中の話し方などから、一人ひとりの個性を垣間見ることができて、とても面白い発表会になりました。
サマーインターンシップを終えて
5日間にわたるサマーインターンシップの様子を、第1部・第2部に分けてご紹介しました。
新人としてメインで企画・運営に携わり、U’eyes Designらしさを感じてもらえるワークを考えることで、私自身が会社やデザインを深く理解する、貴重な機会となりました。
学生の皆さんにとっても、社員や同世代の学生との交流が、今後のキャリアを考える上での学びや気づきの機会となっていれば、嬉しく思います。
それでは、また来年のサマーインターンシップでお会いできるのを楽しみにしています!
