サマーインターンシップ2022を開催しました！

皆さまはじめまして。U’eyes Design新入社員の森山です。

この度、サマーインターンシップ2022をオンライン開催しました！ 今回のインターンシップは新入社員の私と２年目の先輩方とで企画・運営をおこないました。入社して早半年、私の目から見たU’eyes Designらしさやデザインの面白さが目一杯伝わるよう、計画準備をした本インターンシップ。その様子をご紹介いたします！

サマーインターンシップ2022＠オンライン

U’eyes Designでは例年、学生さんにUXデザインを体験していただくインターンシップを開催しています。今年は下記日程で開催しました。

A日程：8月23日（火）～8月26日（金）
B日程：8月30日（火）～9月2日（金）

最近ではオンライン開催が続いている本インターンシップ。今回もオンラインで開催し、日本全国の大学から総勢13名の学生さんに参加していただきました！

テーマ「『贈る』の新しい体験を考える」

「贈る」といえば誕生日プレゼントや餞別なんかを思い出す人が多いのではないでしょうか。形は無くともサプライズを企画したり、レストランでご馳走したり、お手紙を書いたり…。こう考えると「贈る」体験はけっこう身近に感じます。また最近ではオンラインギフトなど新しい形のギフトサービスが色々あり、体験としても幅が広がりつつあります。今回のUXデザインのワークを通し、参加者の皆さんには「贈る」体験の新たなアイデアを考えていただきました。

インタビューから本質的な課題や価値を発見する、生活者視点のUXデザイン

U’eyes Designでは「人間への深い理解」を強みに、生活者視点のデザインをおこなっています。参加者の皆さんには4日間のデザインワークを通して、生活者視点のUXデザインをする一連の流れを体験していただきました。

それでは各ワークの内容とその様子を簡単にご紹介します。

デザインワーク

課題・仮説形成

テーマの「贈る」という行動について、ターゲットユーザーがどのような背景で、どんな気持ちで行動しているのか、仮説を立てました。今回は予め設定したターゲット情報をもとに、参加者の皆さんに考えていただきました。

「自分は普段どんな気持ちで贈っているか」「なぜそうするのか」「ターゲットユーザーはどう考えるか」など、参加者個人の経験から様々な意見が飛び交い 、白熱したディスカッションがおこなわれました。

インタビュー/コンセプト策定

仮説を立てたら、次はターゲットユーザーへのインタビューです。インタビューは初めての参加者が多かったようですが、「想像以上にユーザーについて深く知ることができた」「リサーチの重要性を実感できた」という感想をいただきました。

その後、インタビューで得た気づきをUXデザインのコンセプトに落とし込みます。いずれのチームもインタビューでの発見を活かし、ターゲットユーザーの目線に立ったコンセプトとなっていました。

UXストーリー/アイデア作成

グループで決めたコンセプトから、それぞれの参加者が個人で最終アイデアを作成しました。
それぞれ学ぶ領域や得意分野も少しずつ異なり、同じコンセプトからいくつもの素敵なアイデアが生まれました。

アイデア発表と講評

最終日には各自考えたアイデアの発表をおこないました。発表会には、弊社メンバーも多数集まり、参加者の皆さんの発表への感想が多く寄せられました。参加者の皆さんもたくさんのリスナーを相手にやや緊張した様子でしたが、他のチームの発表からは学ぶことも多かったとのことでした。

ワークの様子

ワークはZoomとMiroを用いておこないました。普段から大学のオンライン授業でも活用していたり、初めて使うツールでもワークを進めながらすぐに慣れたりと、皆さんツールを使いこなすのはお手のものといった印象でした。

一方で、オンラインでのコミュニケーションは難しさを感じる場面もありました。ディスカッションや発表は全てオンラインで、グループワークでは初対面の人とコミュニケーションを取らなくてはなりません。

私たちスタッフからは、相手の発言へのリアクションや、発言しやすい雰囲気づくりの重要性をお伝えしました。参加者の皆さんも積極的な対話を心がけてワークに取り組んでいただき、これからますます必要になるであろう、オンラインでの対話スキルを磨く機会になったのではないかと思います。

会社を知るオンラインイベントを実施

ワーク終了後の時間では、自由参加のオンラインイベントをおこないました！

実際にオフィスに来ていただくのが難しい状況下、社内からカメラ中継する「オフィスツアー」や、業務や働き方についてU’eyes社員へ質問できる「座談会」を通して、U’eyes Designの雰囲気を感じていただきました。

またワーク初日の「懇親会」や、最終日の「おつかれ様会！」では、U’eyesメンバーだけでなく参加した皆さん同士でわいわいと盛り上がる場面もあり、ワーク時とはまたひと味違った魅力を感じていただけたのではないでしょうか。

おわりに

インターンシップを終えて、参加した皆さんからの感想を一部ご紹介します。

「雰囲気が良く、緊張しすぎずにワークがおこなえた」

「ワーク中のアドバイスや発表後の感想をもらったことが勉強になった」

「初めてのインタビューを経験でき、貴重な時間だった」

「普段は関わらない人や考え方に触れる事で刺激をもらった」

インターンシップ終了時アンケートの内容を一部要約

会社の雰囲気や U’eyes Designのデザインの面白さなど、インターンシップでお伝えしたかったことが参加者の皆さんに伝わったようで、開催してよかったと感じました。
また、出身も専門も異なる参加者の皆さんが一緒にワークに取り組み、1つの目標に向かって試行錯誤する様子は、開催した私たちにとっても印象的でした。普段とはひと味違った学びの場として、U’eyes Designのサマーインターンシップでの経験が参加いただいた学生の皆さんの今後に活きれば幸いです。

それではまた来年、サマーインターンシップ2023でお会いしましょう！

---