サマーインターンシップ2021オンライン開催しました！

皆様はじめまして。ブログ初投稿します、U’eyes Design新入社員の井添です！ 

この度、サマーインターンシップ2021をオンライン開催いたしました！
日程は下記の通りです。
A日程：8月31日(火)～9月3日(金)
B日程：9月7日(火)～9月10日(金)

A日程10名、B日程13名、総勢23名。昨年と比べ倍以上の人数の大学生・大学院生に参加していただきました。今回のインターンシップは新入社員６人でテーマ決めから企画・運営をしました。

今年も昨年と同様、コロナの状況を鑑みてオンラインにて開催。昨年のインターンシップのノウハウを先輩方に伝授していただきながら、「オンラインならではのコミュニケーション」を意識しつつ、「U’eyes Designらしさ」を体験していただけるよう計画準備を行いました。

4日間で日中はデザインワーク、その後はオンラインでも弊社を知れるようなイベントを毎日実施しました。

代表して、私が皆さまにインターンシップの様子をお伝えいたします！

テーマ「おうち×食×集の新しい体験を考える」

背景

皆さまもご存じの通りコロナ禍になってから生活は大きく変化しました。

その中でも外出規制による在宅時間の増加や外食頻度の低下により、家で食べたり飲んだりする機会が増えているように感じます。

今後もこの状況が続いていくとなると、個人宅での交流における体験というのはデザインの対象として大きな可能性があるのではないでしょうか。

コロナウイルスが流行する以前の経験ではありますが、私自身も学生時代、友人とハンバーガーをテイクアウトし家で食事をしながら課題をした事や、お泊り会で朝までゲームをした事があります。

おうちでの集まりというのは、くつろいだり秘密の話をしたりなど、家の中でしかできないことがある一方で、お手洗いやキッチンの使用にルールがあったり、見られたくない場所もあったり、細かな配慮が必要な場面があります。

振り返ると、個人宅ならではの体験があることに気が付きました。そういったシーンにおいて、どのような楽しさまたは課題があるかを考察してもらい、これからのUXを考えてもらうため、本テーマに決定いたしました。

デザインワーク

ワークは4日間で、グループワークの後に個人ワークを行いました。ワーク内容は下記のとおりです。
グループワーク：課題・仮説作成、U’eyesメンバーへのインタビュー、コンセプト策定
個人ワーク： UXストーリー・アイデア作成

全日程ZoomとMiro(オンラインホワイトボードツール)を使い、チームでディスカッションと発表を行ってもらいました。これまでの自分が宅飲みに何を求めていたか振り返ったり、ホームパーティ中は何を思って行動するか考えてみたり、自分事から思考を巡らせる姿が見受けられました。

グループワークの中では自分たちで質問内容を考え、インタビューをしていただきました。実際にインタビューをすることで、自分たちの思ってもいないような回答が返ってきたり、自分も共感できる本質的な価値や課題に気づいたり。生活者視点に重きを置く「U’eyes Designらしさ」を体感していただけたのではないでしょうか。

また、チームで作成したコンセプトをもとに、それに沿ったＵＸストーリーとアイデアを個人で考えてもらいました。アプリ、プロダクト、さらに空間など、１つのコンセプトから生まれたアイデアにも関わらず、学生さん一人ひとりの「らしさ」が現れていました。限られた時間の中で提案物を完成させる学生さんたちの頑張りが伝わってきました。

コミュニケーションのおはなし
ワークはすべてオンライン上で、ほぼ初対面。思うようにコミュニケーションをとれない場面もありました。対面とは違い、オンライン上では人の反応が見えづらいため、チームでの工夫が必要です。
リモートワーク、リモート会議など、オンライン上で人と対話をする場面はこれから増えていくと思われます。

コミュニケーションをとることができる、できないではなく、話し手の発言にリアクションをすることや、発言しやすいように意見を歓迎することがジョブスキルとして必要だと学生さんへお伝えしました。
私たちはファシリテーターとして「○○さんはこれに対してどのように思いますか？」など学生さんの発言を促すことで、チームで話すきっかけを作りました。

その結果、学生さん同士の対話が初日よりも格段に増え、私たちのお手伝いがなくとも発展的にワークを進めることができるようになりました。

フルオンラインでの4日間で、全員でコミュニケーションをとる部分から悩んでいたかと思います。ワークの内容でもたくさん試行錯誤する、そんな4日間でしたが、全員が考え抜いて最後までやりきりました。

最終日は、インターンシップ担当以外のU’eyesメンバーもリモート参加しました。コンセプトに至るまでの経緯をチームで発表し、個人発表は形式自由として各々の自由なアイデア見せていただきました。

会社を楽しく知れるオンラインイベントを実施

ずっと難しく考えるばかりではありません。
両日程とも日中のワーク終了後に自由参加のオンラインイベントを行いました。

実際にオフィスへ来ていただく機会をつくることが難しい現状、オンラインでもU’eyes Designの雰囲気をお伝えしようと「オフィスツアー」や、業務や働き方についてU’eyesメンバーへ質問できる「座談会」を実施しました。

また、トークテーマに沿ってお話をして親睦を深める「懇親会」。最終日にはインターンシップを終え、参加した皆さまが感じた事・楽しかった事をU’eyesメンバーと共に語り合う「お疲れ様会！」を実施しました。

イベント中の空気感はワーク中よりも少し砕けたもので、イベントを通してU’eyes Designの社内の雰囲気が伝わったのではないでしょうか。

　

さいごに

今回のインターンシップには、日本全国、海を越え国外からもご参加いただき、オンラインならではともいえる交流を実現することができました。最終発表を終え、4日間の中で苦労したこと、チームに貢献していた部分を学生さん同士で互いに振り返り、一つのチームとしての意識を持つことができていたのではないかと思います。

両日程とも4日間という短い期間でしたが、私たち運営メンバーを含め参加者全員にとってインターンシップでの出会いは貴重なものであったと感じています。

インターンシップは、普段の学びとは一味違う学びを経験できる場であると思います。今回のインターンシップにおいても、学校や出身地など、背景も様々な参加者同士、同じ目標に向かい試行錯誤する中で、U’eyes Designならではのアプローチから、新たな視点、気づきを得ていただけたのではないでしょうか。

参加していただいた学生の皆さまにはU’eyes Designで得た経験を今後に活かしていただければ幸いです。そして、私たちもインターンシップを担当した経験を活かしていきます。

ではまた来年、サマーインターンシップ2022でお会いしましょう！