サマーインターンシップ2023を開催しました!その2
皆さまこんにちは!U’eyes Design新入社員の武曽(むそう)です。
時間が空いてしまいましたが、今回も前回に引き続き、サマーインターンシップ2023の第2部の様子をお届けします。
前回は第1部のテーマであった「みんなに○○さんを紹介する、新しい漢字1文字のデザイン」について学生さんが取り組む様子をお伝えしました。
前回のブログはこちら
第2部は、より弊社の業務内容に近づいて、ユーザーの困りごとを解決するためのUXを考えていきました。
第2部テーマ:「毎晩晩ごはんのメニューを考えるのがつらい」を変えるUX
第2部では、2~3人のグループワークでインタビューとその内容の整理や考察、個人ワークでコンセプトを立てて課題を解決するUXを考えてもらいました。
第1部の学びを生かしながら、そのユーザーが困っていることを聞くには何を聞けばいいのかを話し合って決めたり、どうすればインタビューした人に刺さるUXができるのか考えたりと、悩みながら取り組んでもらいました。
グループワークの様子
グループワークは3チームに分かれ、それぞれのグループが、「毎晩晩ごはんのメニューを考えるのがつらい」と感じている3人の社員に対してインタビューを行いました。
学生さんには聞き取った内容を出来事、思考、環境に分けて整理してもらいました。途中、ユーアイズの社員がアドバイスをする時間を挟みました。考察していく中で、「インタビューしたらすぐに問題点がわかるわけではなく、複雑に絡んだ情報から核を探す必要がある」「インタビューの後になってこれも聞いておきたかったと感じることが出てきた」など、インタビューの奥深さを感じてもらえたようでした。
個人ワークの様子
グループワークで得られた気づきをもとに、課題解決のためのコンセプト立てを個人で考えてもらい、最後にはインタビューの対象になった人特有の困りごとに対して解決できるUXのアイデアを出してもらいました。
インタビューされる社員は実際に生活の中で困っていることを伝えていたため、生の声を聴ける面白さがあったこととともに、困っていることが複雑に絡みあっており、学生さんたちは解決のコンセプトとしてどんな問題にフォーカスすべきか悩んでいたようです。
個人ワークでもユーアイズの社員に相談できる時間を取り、ユーザーの現在の姿から理想のあるべき姿を想像し、そのためには何が必要なのか、どんなことにハードル感じていていかにハードルを下げるかを考えることでユーザー個人に合った体験を考えてもらうことができました。
終わりに
最後に学生さんから寄せられた感想の一部を紹介します。
- 課題の進んでいくうちに、最も重要なのはインタビューだと感じた。内容のカギになり、解決策になる
- 現場で働いている方から自分の考えにアドバイスを直接聞けてとても参考になった
- インタビューをした方に発表後にフィードバックがもらえて、より一層人のためにデザインする楽しさを感じられた
5日間という短い時間の中でしたが、学生さんたちにU’eyes Designのサマーインターンシップならではの体験や気付きを得てもらえたのではないかと思います。私自身も、学生さんの素直な吸収力や柔らかいアイデアの発想に刺激を受けることができました。
普段と異なる人や考えに触れたこの経験が、参加してくれた学生の皆様の今後に活きるものであれば幸いです。
それではまた来年、サマーインターンシップ2024でお会いしましょう!