その他過去事例







情報/通信/IT
建設IoTソリューションのUX/UI設計支援
情報/通信/IT
大手通信事業者様
調査/評価
UI設計/デザイン支援
課 題
- 建設業界は長時間労働や人手不足といった課題を抱えており、「働き方改革」や「生産性向上」などに対応する建設現場DXの推進が求められている。 しかし、工事内容や関係会社が現場ごとに異なり、各社の業務やツール、ノウハウもバラバラであるため、現場の課題や要求は属人的・限定的になりやすい。 従来の慣習やノウハウに基づいた意見が多く、抜本的な改善要求は出にくい傾向がある。 こうした中で、要求を的確に捉えて設計に反映することが求められていた。
実務内容
- 建設現場やゼネコンへのヒアリング・行動観察を通じて、業務実態・課題・ニーズを把握し、背景や利用コンテクストを分析
- インサイト抽出や価値の言語化、利用シーン・機能イメージの策定を通じて、課題を抽象化・汎化し、他現場にも応用可能な本質的要求を定義
- 抽出した要求をもとに、要件精査・仕様検討・設計要素へのブレイクダウンを実施し、開発に必要な整理を支援
- UX観点から画面・フローのサンプルやプロトタイプを作成し、関係者と共通認識を形成
- 各種アジャイルイベント、打合せへの参加
成 果
- 業務や課題の構造化・汎化を通じて要求・要件を整理し、設計方針の明確化を実現
- 現場からの要求や課題の整理とそれに基づくUI改善の繰り返しによる、UIの継続的な改善・向上
- プロトタイプや画面サンプルの活用による関係者間の認識統一と、意思決定・開発効率の向上
- 利用者視点の浸透と、価値起点での設計・実装を支える文化の醸成
※案件の詳細等については、以下までお問合せ下さい。お打合せにてご紹介させていただきます。
なお、案件によっては開示可能な範囲が限られる場合がありますことご了承ください。
生成AIを活用したチームのナレッジ可視化システムのサービスデザイン
情報/通信/IT
大手通信会社様
製品・サービス開発支援
UI設計/デザイン支援
課 題
- クライアントは通信インフラの保守に従事する、いわゆる「ユニバーサル企業」と呼ばれる組織に属する研究所である。担当者は、もともとチームの形成や、現場での暗黙知の活用といったテーマに関心を持っていた。
- 近年、自然災害をはじめとした予測不能な事態が頻発しており、その中で現場作業を行うチームには、これまで以上に高い柔軟性や対応力が求められている。そうした状況を背景に、クライアントはチームの「レジリエンス」、すなわち予測する力や学習する力をどのように高めていくかという課題意識を持っていた。
- その一つの手段として、生成AIの活用に関心を寄せており、現場で交わされている日々のチャットデータをもとに、それらを分析・可視化することで、チームの気づきや学びを促進し、予測や対応の力を高めるような仕組みやサービスを構想していた。
- 加えて、社内の展示会への出展も視野に入れており、そうした場で方向性を示すための簡単なプロトタイプ、例えば画面イメージなどの形でアイデアを提示したいというニーズも抱えていた。そのため、単なる構想段階にとどまらず、ある程度の見せ方や伝え方も意識しながら、プロジェクトを進める必要があった。
- しかし実際には、どのようなサービスにすればそれが実現できるのか、また、そもそもどういった方法でそのサービスのアイデアや設計を検討していけばよいのかが分からず、手がかりを見つけられないまま困っている状況であった。
- ほか、分析に使えるチャットのデータがないため、UED側でデータを用意・活用した分析が求められた。
実務内容
- UEDの社内メンバーを対象に、サービスの提供価値・コンセプトを仮説。
- UEDのチャットデータをもとに、どのようにモデル化・可視化すると価値が生まれるかを人が検討
- 上記検討したモデル化・可視化をChatGPTでどうしたらできるか、プロンプト案を検討。アルカイック社に協業として入っていただき、アドバイスをもらいながら検討
- UEDのチャットデータをもとに反映したプロトタイプを作成(画面のイメージ)
成 果
- 自身が参加していないチャットで起きた学びや示唆を得られる、サービスのプロトタイプ(画面イメージ)
- 上記のデータ、モデルを抽出するための生成AI活用プロセス・プロンプト案
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行政システムのUX評価
情報/通信/IT
総合 IT ベンダー様
調査/評価
製品・サービス開発支援
課 題
- 行政機関で使用している業務システムの機能拡充を想定されていたため、ユーザー視点から新機能におけるユーザビリティ上の課題を把握する必要があった。
- また、新機能を利用するフローが実際の業務フローとのギャップがある場合は、改善の必要があるため、業武フローとのマッチ度についても確認する必要があった。
実務内容
- 行政機関の職員を対象に、新機能に関してユーザビリティ評価の設計と、モデレーターとして評価を実施した。
- 評価結果から抽出された課題から、対象範囲をUIと機能に分類し、今後の実装開発に活用できるように一覧で対応方針の整理を行った。
- UIの課題に対しては、改善案を策定した。
成 果
- 3評価結果から、ユーザー視点におけるUI面・機能面の課題や改善点が明確になり、次年度以降の機能改修が行われた。
- UI上の課題の改善案は開発ベンダーとすり合わせを行うことで、ユーザーにとっての使いやすさを担保しつつ、実現可能な案を策定することにつながった。
- 成果が評価され、現在も継続的に案件の依頼を受けている。
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ビジネス指標と連動するUX独自指標および質問紙の開発
情報/通信/IT
大手家電メーカー様
調査/評価
製品・サービス開発支援
課 題
- クライアントは「UX(顧客体験)」を品質の一要素として捉え、グループ横断でHCDのプロセス導入によるUX品質の向上に取り組んでいたが、一般的なUXの総合指標として用いられる、NPS(推奨意向)や顧客満足度では、全体像を把握するには十分でなかった。
- そのため、多様な事業領域で共通活用でき、顧客評価に基づくUXを総合的に評価する指標と尺度の開発が課題となっていた。
実務内容
- 指標とその尺度を定義し、製品・サービスの価値や次期購入意向との因果関係およびその影響度を明らかにするプロセスを計画した。
- 因子分析を用いることで、上記指標の定義および、相互の関係性を明らかにし、UX評価指標の策定を行った。
- 多様な製品でのテスト評価による検証を実施し、さらにインタビューでアンケート回答時の体験想起や、評価点のつけ方について、心理的メカニズムを分析し、データの特性を把握した。
成 果
- 3年ほど継続したプロジェクト。クライアント社内の合意形成に対し、コンサルティングによる支援も並行して実施。
- プロトタイプ検証を経て、社内実装に向けのバージョンが完成。
- 論文執筆(共著)。
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コミュニケーションアプリのUX改善支援
情報/通信/IT
大手モバイルアプリ事業者様
調査/評価
製品・サービス開発支援
課 題
- グローバル展開を行っているモバイルアプリは、特に日本市場で高いシェアを持ち、日本人ユーザーによる新機能の受容性やユーザビリティ上の課題を把握する必要があった。
- 社内にリサーチチームを有しているが日本市場に特化した知見が限られており、また開発スピードが速く、専門性とスピードの両立が求められた。
- チームは若手中心の構成であったため、調査設計や進行において実践的な提案や専門性が期待されていた
実務内容
- 日本人ユーザーを対象に、新機能を対象にした受容性やユーザビリティ評価の設計し、モデレーターとして実査を実施。
- 機能理解や認知・操作上の課題を抽出しつつ、日本特有の利用文脈や文化的背景を考慮して、被験者リクルート用アンケートおよびインタビュー設計を構築。
- 依頼から実査・報告までを短期間で対応し、HCDの知見に基づいた専門的かつ安定した評価品質を担保。
成 果
- 評価の結果、UI上の課題や改善ポイントが明確化され、開発チームは迅速な改修に着手。ユーザー視点に基づく改善プロセスがプロダクト品質の向上に寄与した。
- 若手中心の社内リサーチチームに対しては、設計方針や進行手法の提案を通じて実務スキルの底上げに貢献。
- これらの成果が評価され、現在も年間を通じた継続的な依頼を受けている。
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自動運転バスの歩行者向けHMIの実証実験
情報/通信/IT
国内自動車部品サプライヤー様
調査/評価
課 題
- MaaSをはじめとした、地域の公共交通において自動運転バスを導入する地域が増えつつある。
- 自動運転バスの課題として、横断歩道などにおける歩行者への譲り合いをはじめとしたコミュニケーションの課題があった。
- 自動運転バスの先方に「外向けHMI」を設置し、その効果検証を実施
実務内容
- 実際に自動運転バスを運行している地域と協力し、外向けHMIの実証実験の計画策定および実験を行った。
- 外向けHMIは複数の提示パターンを用意し、どのパターンが歩行者とのコミュニケーションにおいて効果的であるか検証を行った。
- 自動運転バスの運行ルート上にある複数の横断歩道にて、歩行者役の被験者に自動運転バスが近くにきたタイミングで横断歩道前に進行し、安全確認ができたタイミングで横断歩道をわたるように指示した。
- その後、評価として安全確認ができた理由についてヒアリングし、外向けHMIの有効性を確認した。
成 果
- 実証実験の結果、有効とされる外向けHMIの提示パターンとその要因が明らかとなった。
- 実証実験中に、横断歩道で自動運転バスが停車した状況下にて、後方車が追い抜きをするという観察結果も見られ、車車間コミュニケーションにおける課題も示唆された。
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自動車/輸送用機器製造
新型コックピットHMIの3カ国専門家評価
自動車/輸送用機器製造
大手自動車メーカー様
調査/評価
課 題
- グローバル展開を視野に入れた先行HMI開発に際し、日・中・米3カ国で共通指標に基づいた専門家評価を行う必要があった。
- 各国の文化・市場・利用文脈が異なる中でも、比較可能かつ説得力ある評価結果が求められた。
実務内容
- これまで当社が同自動車メーカーに対して提供してきた評価指標群をもとに、評価観点を再設計。
- 事前に日本でトライアル評価を実施し、文化的バイアスや専門家間の解釈ブレを調整。
- 評価観点と評価プロトコルを英中日で統一したうえで、各国で同条件の専門家評価を実施。
- 評価結果は数値比較+主観コメントの二軸で統合分析し、HMIの各設計要素に対する国別傾向を明らかにした 。
成 果
- 当社主導で策定した国際共通のHMI評価指標が実現され、グローバルHMI評価における社内標準モデルとして活用可能に。
- 評価結果をもとに、各国のユーザー特性や期待値に基づいた設計改善の方向性が明確化。
- 今後の量産HMI・コックピット戦略にも展開可能な、「グローバル×専門家評価」プロトコルの先行実績として定着しつつある。
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車室内向け新機能の受容性評価
自動車/輸送用機器製造
国内自動車部品サプライヤー様
調査/評価
製品・サービス開発支援
課 題
- クライアントは部品サプライヤーの製品開発部門であり、CASE(Connected, Autonomous, Sharing, Electric)技術の進展を背景に、次世代車両向けの付加価値機能の企画立案に取り組んでおり、具体的な開発目標の設定が求められていた。
- 新年度に向けた企画立案のタイミングで、機能ベース・技術ベースのアイデア創出を進めていたものの、担当者がこれまで企画系の実践業務経験が十分になく、最終的に上層部やOEMへ提案する内容をどう固めていけば良いのかについて、悩んでいた。
実務内容
- まずは最終目標であるOEM提案に向けた活動の認識を合わせ、プロジェクトの実施フローを提案。
- 続いて、整理のためにユーザー視点に基づいた評価軸を設定。
- 設定した評価軸を元に、弊社とクライアント合同のワークショップでアイデアの再評価・再整理を行い、ユーザー視点での構造化および検討優先度評価を実施。
- 開発優先度の高いものから具体的アイデア化をクライアントには行ってもらい、整理したアイデアを弊社でユーザーが理解できる形として、シナリオ化。
- シナリオをアンケート形式で実際の想定ユーザー属性に該当する方へ評価してもらい、市場の声としてデータ化した。
成 果
- 開発者視点のみで考えられていた業務計画に利用者視点を取り入れることで、活動の目的や判断基準がより明確となり、業務推進・スピードアップに寄与した。
- CASE対応が進む中で、どのような技術が、どのような文脈・理由でユーザーに評価されそうなのかが明らかになった。
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実走行によるドライバーの生態・運転行動データ収集
自動車/輸送用機器製造
国内自動車メーカー様
生活者実験
課 題
- 今後の自動車開発において、ドライバー支援機能拡張を検討されている。
- 機能拡張を行うための根拠分析に、ドライバーの行動データが一定程度必要。
- テストコースではリアルな情報が収集出来ず、また対応するための社内リソースも不足していた。
実務内容
- 分析に必要な情報を効果的に収集できるよう、条件に応じた走行コースを一般道、高速道路含め複数提案。
- コース提案については、クライアントの要求に応じて様々な具体コース案(googleマップ、ストリートビューなどをもとに)を提示し、要件を具体化。
- 一般ドライバーに対し、極力通常の運転を実践してもらいながら指定コースを走行してもらい走行データを収集。
成 果
- クライアントの要件を言語化/可視化することで、求める条件での走行データを効果的に収集できた。
- 実施メンバーの実走行実施ノウハウの蓄積に貢献できた。
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自動車インテリアデザインの受容性評価
自動車/輸送用機器製造
国内自動車メーカー様
調査/評価
製品・サービス開発支援
課 題
- クライアントでは、自動車開発における新たなコンセプトとして、車内空間の意匠性を高めることを検討している。
- 従来、自動車に対する生活者の評価軸としては、外装の意匠性や乗り心地、先進技術などが主流であるため、インテリアデザインをコンセプトとした自動車への受容性および購入意向が不明確であった。
- クライアントで用意したモックを活用し、インテリアデザインの受容性評価を行った
実務内容
- 評価計画および実施環境の検討、評価実施を行った。
- 実検討中のインテリアデザインに対する受容性および購買意向を検証するために、実際の購買行動に近しい環境を再現し、自動車購入検討している夫婦を対象に調査をした。
成 果
- インテリアデザインに対する利用者視点の評価軸が明らかになった。
- 自動車の購買意欲に対して、どのようなインテリア要素がより優位に働きかけるか示唆を得られた。
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在日外国人ドライバーの視線データ収集
自動車/輸送用機器製造
国内自動車系ソフトウェア開発会社様
生活者実験
課 題
- 今後の自動車向けソフトウェア開発において、ドライバー支援機能の拡張を検討されていた。
- AIによるドライバー状態の判定材料として、ドライバーの振る舞いデータが一定程度必要。
- 外国人モニタでの収集ノウハウが無く、また対応するための社内リソースも不足していた。
実務内容
- クライアントの求める実験仕様に合わせ、実験計画(場所・車両・特定条件の外国人モニタ等)を提案し、手配の上、実験実施対応まで一気通貫で対応。
- 過去の対応ノウハウを活用し、準備から実施までを効率的に実施。
成 果
- 曖昧さや不確定な部分を残していた実験計画を具体化・実施できたことで、目的となる幅広い視線データを一定期間内で効果的に収集できた。
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ドライバーが眠気を催した際の行動データ収集
自動車/輸送用機器製造
国内自動車部品サプライヤー様
生活者実験
課 題
- 今後の自動車部品開発において、ドライバー支援機能の拡張を検討されていた。
- ドライバー状態の判定材料として、運転時の様子や生体データが一定程度必要。
- 倫理審査の実施や一般モニタでの収集についてノウハウが無く、また対応するための社内リソースも不足していた。
実務内容
- クライアントの求める実験仕様に合わせ、実験計画(場所・レンタル機器・一般モニタ等)を提案し、手配の上、実験実施対応まで一気通貫で対応。
- 倫理審査をお求めだったため、審査対応(書類作成・受審・質疑応答など)を併せて実施。
- 過去の対応ノウハウを活用し、準備から実施までを効率的に実施。
成 果
- 目的となる開発仕様に向けて実験計画を適正に具体化・実施し、目的となる幅広い生体データを一定期間内で効果的に収集できた。
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建設/建機/資材
次期タッチ式HMIのデザイン設計コンサルティング及び、デザインガイドラインの作成
建設/建機/資材
大手建設機械メーカー様
製品・サービス開発支援
UI設計/デザイン支援
課 題
- ショベルカーに搭載されるHMIの次期開発にて、従来のジョグダイヤルによる操作に加え、初めてタッチパネル操作への対応を目指していた。
- 現行機をベースに要件定義や画面検討を進めているものの、操作性・視認性・画面の統一性といったユーザー体験の観点から十分な設計がなされていなかった。
- また、画面設計に関する知見が乏しく、適切なUI/UX設計が困難な状況にあった。
実務内容
- 週1〜2回の定例会を開催し、クライアントが検討した画面仕様やワイヤーフレームに対して、操作性・視認性・統一性の観点から専門的なコンサルティングを実施
- 定例会での議論結果を踏まえ、デザインコンセプト、UI設計の基本方針、画面パターン仕様、個別UIパーツ仕様を体系的に整理し、デザインガイドラインとして策定・作成
成 果
- クライアント主体で検討を進めたことによって、担当者が自身がHCDやUX/UI設計の考え方を醸成しながら進めることができた
- ガイドラインを作成したことにより、クライアントが今後の開発を進める上での設計基準と判断軸を提供することができた。
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次期HMIのUI/UX支援
建設/建機/資材
大手建設機械メーカー様
製品・サービス開発支援
UI設計/デザイン支援
課 題
- 建設機械に搭載されるHMIは高機能化が進む一方で、ユーザー視点に立った設計検討がこれまで十分に行われておらず、HMIの品質を担保するための評価体制やプロセスも整っていなかった。
- 操作性や情報提示の妥当性を設計初期から検討するためには、ユーザー像の明確化や利用文脈の理解、評価指標の整備といった基盤づくりが急務となっていた。
実務内容
- HMIデザインに対する専門家評価を起点に、ペルソナ作成ワークショップや簡易評価指標の策定、画面フロー検討、画面要件整理といったHMI開発プロセス全体にわたるトータル支援を実施。
- 利用者像やユースケースの明確化を通じて、設計判断の前提となるユーザーモデルを構築し、実装前段階からのUI改善と一貫性ある設計プロセスの推進を支援した。
成 果
- 従来は仕様ベースで進んでいたHMI開発に、ユーザー起点の視点とプロセスが導入され、目的や利用シーンに応じた設計・評価の判断基準が明確化された。
- ペルソナや評価指標、画面フローといったドキュメントが整備され、設計とレビューを結びつける基盤が形成されたことで、HMI開発の質とスピードの両立に寄与している。
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HMIのユーザビリティ指標設計と評価プロセス構築支援
建設/建機/資材
大手建設機械メーカー様
HCD/UX導入支援
課 題
- 次期モデルの開発を進める中で、建設機械に搭載されるHMI(Human-Machine Interface)に関するユーザビリティの担保と評価プロセスの体系化が求められていた。
- 建設機械という特殊な利用環境において、操作性や視認性、安全性など多面的な品質特性をどのように測定・評価すべきかが明確でなく、評価手法の設計とプロセス標準化が課題となっていた。
実務内容
- HMIに関する評価体制の構築を支援。
- 国際的な品質評価の枠組みを参考にしつつ、利用環境や対象ユーザーに即した品質特性の定義と、それに対応する評価手法の設計を行った。
- あわせて、評価プロセスや報告フォーマットの文書化も行い、再現性ある運用の基盤を整備した。
成 果
- HMI評価に関する基準と手順が明文化され、次期モデル開発における評価プロセスの標準化と改善基盤が整備された。
- 状況に応じて使い分け可能な測定手法の導入により、実運用での柔軟な評価体制が実現した。
- 開発・品質部門双方の観点をつなぐ成果として、今後のHMI開発や評価文化の定着に寄与している。
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印刷/出版
コミュニケーションUIの研究
印刷/出版
大手情報ソリューション企業様
調査/評価
UI設計/デザイン支援
課 題
- グローバル化が進む中で、世界のだれもが言葉の壁を気にすることなく自由に交流できることを目指し、多言語翻訳システムの研究が行われた。
- 各社参加するコンソーシアムの中で、クライアントはUIによって、翻訳精度の補完や、ユーザビリティの向上を図ることがミッションであった。
実務内容
- UIによる翻訳精度の補完を行う手法を確立させるため、有効なUIおよび機能を検討。想定ユーザーへのヒアリングや、プロトタイプ等を活用した検証を実施。
- 調査や評価時は、日本語での応対可能な母国語を外国語とするモニタも対象として実施。
- 研究開発関係者間で共有することを目的としたUIデザインルールの内容検討、作成、更新を行った。
成 果
- 検討したUIの翻訳精度の補完に対する有効性が確認され、システムの効果的な活用条件を明確化することに寄与した。
- 作成したデザインルールは、実際にWeb上に公開され、関係者並びに一般でも自由に閲覧できる形で展開された。(現在は公開が終了している)
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