セミナー情報

内閣官房 電子政府ユーザビリティ・ガイドライン対応セミナー

電子政府ユーザビリティ・ガイドラインが発行されました

平成21年7月1日に、内閣官房IT担当室より電子政府ユーザビリティ・ガイドラインが発行されました。
電子政府*は平成13年に導入されましたが、利用者にとって手続がわかりにくいなど使いづらいものでした。公開されたガイドラインの中に「利用者、生活者重視の視点が不十分であった」との記述があり、ユーザ中心設計(UCD)の重要性を中央行政も取り上げています。

* 電子政府とは、行政手続きをオンライン化し、情報を瞬時に共有・活用する新たな行政を実現するものです。

電子政府ユーザビリティ・ガイドラインとは

現在、数多くの行政手続きが電子化され、電子申請の仕組みができあがっています。しかし、申請の利用率はなかなか上がらず、問題となっていました。利用率を向上させるための検討が行われた結果、ユーザビリティ(使いやすさ)とセキュリティに問題があるとされ、内閣官房にて、ユーザビリティおよびセキュリティに関する分科会が組織されました。
電子政府ユーザビリティ・ガイドラインは、このユーザビリティ分科会にて、検討・策定されました。弊社代表の鱗原は、この分科会にオブザーバー[NPO法人 人間中心設計推進機構 理事長(現 事務局長)]として参画しています。

電子政府ユーザビリティ・ガイドラインの特徴 [▼詳細]

このガイドラインでは、電子手続きのユーザビリティを向上させるためには、利用者のことをあらかじめよく知っておくことが重要であり、利用者の調査や、現状の手続きに関するユーザビリティテストを行うなど、利用者の視点を設計に取り込む必要があると述べています。
このような利用者の視点を第一に考える設計方法のことをユーザ中心設計(UCD)と呼びます。このガイドラインは、UCDの考え方を基に規定された、非常に効果が期待できる指針であると言えます。

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ユーザビリティ向上のための4つのプロセス [▼詳細]

ガイドラインでは、ユーザビリティ向上のための4つのプロセスを規定し、各プロセスにて行うことを定めています。下図の(1)では、まずユーザビリティ向上のための方針を立て、ユーザビリティに関する目標値を決めます。(2)では、(1)に従いつつ、利用者の調査等行いながら、利用者の特性や要求を把握、分析します。次に(3)では、ユーザビリティに配慮した仕様を検討・確定し、(4)ではユーザインタフェースを含む詳細設計を行います。

図:ユーザビリティ向上のための4つのプロセス
図:ユーザビリティ向上のための4つのプロセス

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システム開発の4つの段階 [▼詳細]

ガイドラインでは、システム開発に関する4つの段階を規定しています(下図)。
4つの段階は、前項の4つのプロセスと対応しており、企画段階、設計・開発段階、運用段階、評価段階にわけられています。
各段階における取り組み内容と手順は、ガイドラインの中で詳細に決められており、この中で、ユーザビリティ向上のための各種の重要な取り組みが行われます。

図:システム開発の4つの段階
図:システム開発の4つの段階

(1)企画段階

企画段階では、利用者インタビューや現状システムのユーザビリティテスト、問題点や要求の分析などが行われます。また、ユーザビリティに関する定量的な目標値を設定し、ユーザビリティ向上計画を策定、国民に対し公開する必要があります。
ユーザビリティの定量的な目標値は、ガイドライン付属文書に記されているNEM(Novice Expert ratio Method)や、オンライン手続きの課題達成率や達成時間等により設定されます。

(2)設計・開発段階

設計・開発段階では、ユーザインタフェース(UI)仕様の検討、仕様書作成、ペーパープロトタイプによるユーザビリティテスト、完成したシステムのユーザビリティテスト等が行われます。
ガイドラインには具体的な記述はありませんが、利用者の要求を満たし、ユーザビリティの高いユーザインタフェース(UI)仕様を設計することは一般に難しく、現状のシステムにも多くの問題があると考えられます。UCDの考え方にそったUI設計手法を取り入れることで、よりよいUI仕様の設計を行うことができます。

(3)運用段階

また、運用段階においても利用状況の把握のための利用者調査や、ユーザビリティ評価が行われます。

(4)評価段階

最後の評価段階では、企画段階に立案したユーザビリティ向上計画において定めたユーザビリティに関する目標が、達成できたのかを評価し、国民に対して公開します。

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電子政府ユーザビリティ・ガイドライン セミナーのご案内

U'eyes Designでは、電子政府ユーザビリティ・ガイドラインに関する紹介セミナーから、ユーザビリティ向上プロセス講座、ユーザビリティ向上のためのユーザビリティテスト講座など、数々のセミナーを開催しております。

電子政府ユーザビリティ・ガイドライン 紹介セミナー

ガイドラインに関する情報を入手したい

ガイドライン成立の背景から、ガイドライン本文の解説、ガイドライン付属文書にて規定されているNEM(Novice Expert ratio Method)、ユーザビリティテストなどの手法を紹介します。

紹介セミナーの詳細へ

電子政府ユーザビリティ・ガイドライン対応 ユーザビリティ向上プロセス概論

ガイドラインの示すプロセスを理解したい

ガイドラインのベースになっているユーザ中心設計(UCD)について解説します。ユーザビリティを向上させるプロセスとはどのようなものか、基礎的な内容に重点を絞り、全体像をお伝えします。

ユーザビリティ向上プロセス概論の詳細へ

電子政府ユーザビリティ・ガイドライン対応 NEM無料セミナー

NEM(Novice Expert ratio Method)を導入したい

企画段階において行われるユーザビリティ目標値の設定およびシステムの評価、運用時のモニタリング評価にNEMは使用されます。NEMの概要、診断方法について紹介します。

NEM無料セミナーの詳細へ

電子政府ユーザビリティ・ガイドライン対応 ユーザビリティテスト入門講座

これからユーザビリティテストを計画、実施したい

開発の企画段階および設計・開発段階において、既存システムや開発中システムのユーザビリティテストを行う必要があります。基礎の習得および体験ができる入門コースです。

ユーザビリティテスト入門講座の詳細へ

電子政府ユーザビリティ・ガイドライン対応 モデリングによる現状システムの課題リスト作成講座

現状のシステムをユーザ視点で分析したい

企画段階で基本方針を検討するにあたっては「ユーザ視点によるモデリング手法」が有効です。本講座では、この概要を知ると共に本質的な課題を抽出する一連の流れを体験します。

モデリングによる現状システムの課題リスト作成講座の詳細へ

その他のセミナー情報

開講日 コース名 受付
2010年
2月8日(月)〜9日(火)
商品力が向上する! UCDプロセス概論講座 2日コース
2010年
2月15日(月)〜19日(金)
ユーザ視点を意識せよ! 開発プロセス体験講座 5日コース